こないだハエの命を救った私であったが(記事はこちらへ)今回は蜘蛛の命も救った。
ただね、命を救った相手が悪名高い...(蜘蛛が苦手な人、この下をサササッとスクロールダウンね)
Black Widow (黒い未亡人)
写真は借り物です
毒蜘蛛ですー。
ガレージの隅っこにいらしてね、最初彼女を見つけた時はもー背筋がぞわぞわしましたとも。
お世辞にも掃除が行き届いたガレージというわけではないので、そこでしっかりスパイダーウェブを作ってた。
『これ、ブラックウィドーだよ。毒持ってるよー。どうしよう。』とハニバニに言ったものの
もちろん私もハニバニも命あるものをやたらめったら始末する気にはならず、
彼女の背中の真っ赤な砂時計の模様をじっと見ていたわけだ。
ま、様子を見ましょう、襲われるわけじゃないし。ということで放置していおいた。
これに刺されたら下手すりゃ人間の命が奪われることもあるわけだが、家の中で見つけたわけでもないし(←かなりのんきだ)。
それから毎日毎日彼女をチェックするのが日課になり、しまいには名前までつけてしまった。
命名:レディー
ある日、レディーさんが大きくなってきてるのがわかった。
小さな獲物も結構捕まえていたけど、最近コオロギとか、自分の体ぐらいの蜘蛛とかあって
もしかしたら子供でも産む準備かね?と言っていたら、レディーさんは急に姿を消してしまった。
いつもいたところにいた彼女がいなくなって、なんかちょっと複雑な気分さえした。
もしかしたら車の中に息をひそめていて、私らが運転中にチクリとか?
と、思うとゾッとしたが、なんか名前も付けていただけに、残念な気がしていた。
その数日後、レディーさんがいなくなったのなら蜘蛛の巣ももう必要ないねと
レディーさんが作ったスパイダーウェブを掃除し始めた時のこと。
ハニバニが『あー。こんなところにいたんだ。』と指をさしたところを見てみると
上の写真と全く同じ、ボールみたいな繭の隣で子供の誕生を待っているようだった。
びっくりしたのは彼女がとっても小さくなっていたこと。
子供が生まれるのはおめでたいが、さすがに毒を持った蜘蛛がワラワラと出てくるのは勘弁して~ということになり、
お引越しをしていただくことにした。
ハニバニは頑丈なガーデン手袋をし、私は小枝に繭をひっかけ、ハニバニはプラスチックのカップでレディーさんを捕獲。
裏庭の、比較的陽の当たらない木の枝に繭をひっかけて、その隣にハニバニがレディーさんを解放した。
最初は彼女は動揺していたようだが、私らもさっさと退散したので後のことはわからないが、
とりあえず命を奪うことだけは逃れた。
「相手は毒蜘蛛よ!なんで殺さなかったのよ!」
と、あとでヘザーに怒られたが、すべて毒を持つ虫や爬虫類がそうであるように、こっちが相手に危害を加えない限り
向こうも襲ってこないのである。
しかも、ガレージの奥の、もっと目立たないところでひっそりと子供を産む準備を進めていた彼女を見ると
なんか「始末」なんてできなかったのである。
人によっては『お前ら馬鹿か』と言う人もいるだろうが、なんかムリだった。
あれからレディーさんと繭がどうなったかチェックしてないのでわからないが、
こないだのハエと同じく、恩返ししに現れてくれなくていいから普通に自然界のサイクル、というか、
普通ならこうなっていたっていう状態でいてくれればいいと思っている。
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今週月曜日、オフィスの窓から日の出を見た(午前6時44分)。
自分のオフィスから日没を見る人は多いと思うが、日の出を見る人はそうたくさんはいないと思う。
最近カフェテリアのベジタブルのおかず3種に凝っていてる。
ブロッコリーのグラタン、茄とスクワッシュのトマトソース煮、アスパラガス。
がっつり盛ってもらって$4ぐらい。安い!
食べたあと、薬品みたいな臭いのおしっこをしたのは言うまでもない。
TMI
Too Much Information
ハニバニが出張中、焼きそばを作って食べようと思ったが、もちろん「そば」などあるわけもなく、
スパゲッティーで代用したけど全然普通に焼きそばになった。
横の黄色いのは目玉焼きを作ろうとして失敗したのであえてスクランブルエッグにしたのよ。
人生、失敗しても考えようでどうにかなるのかも知れない。
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月末レポートもやっと!終わりました。
みなさん、良い週末を!
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いつもありがとう。